2003年8月7日(木)
不動産市場はブラックボックスからガラス張りへ
bird発行人は1998年にシカゴに本社のある巨大REIT(不動産投資信託)会社オーナーのサミュエル・ゼル氏を訪ねてお話を聞きました。
「REITが拡大することにより、不動産の情報公開が進み、不動産市場は透明性のある市場へと進化した。闇夜の市場は何も見えずに、市場そのものが危ない方向へ走る危険がある。しかし透明な市場は市場そのものにコントロールされ安定する。」
その時は分ったような分らなかったような言葉でした。5年が経ち、日本でもREITが定着し、言葉の意味が徐々に実感できるようになりました。
不動産経済FAX-LINE.2003.7.29号に石澤卓志氏の記事。REITは情報の宝庫。投資法人の増資目論見書や決算書から様々なデータが読み取れるようになりました。ビル価格のうち土地価格はいくらだったのか、賃料水準は坪あたりいくらなのか、オフィスでの利回りはいくらか、住宅ではどのくらいなのか。
以前ではなかなか入手できない事実情報です。REITの情報公開によってまさに「ブラックボックスだった部分がガラス張り」になりつつあります。


