2004年10月21日(木)
貸し地するために土地を買って採算の合う時代
ダイナシティは2002年7月に林野庁から東京都江東区の土地の払い下げを受けました。マンション建設を検討したものの、ホームセンターに20年事業用定期借地で賃貸することになりました。
そして土地は信託受益権化して43億円でSPCに譲渡しました。ホームセンターからの年間地代2億4-5000万円はSPCが受け取ります。
これらの流れを結果から見ると、土地を自ら活用するためでなく、他人に貸すために購入してSPCに移したということになります。今の土地価格は自ら活用せずに貸すためにだけ取得しても採算の合う水準まで下がっているといえるのでしょう。
現在の地価水準と金利がずっと続くのであれば土地は借りるよりも買ったほうが有利です。
なお土地をSPCに移すことで外部からのノンリコースローンが調達でき、そしてそのエクイティ部分を確保することで、将来20年後のデベロッパーの地位も確保できます。
(日刊不動産経済通信2004.10.14.)


