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「不動産」






 
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2005年3月24日(木)

開札競売物件の95%近くは買い手がつく

2004年の東京地裁本庁の競売市場では7年連続で期間入札における競落率が上昇して、これまで最高の87%となりました。期間入札での売れ残った物件についての特別売却物件も売れ行き好調で、期間入札との合計で開札対象物件の95%近くに買い手がついています。一般の分譲マンション業者でもこの契約率はなかなか達成できない水準でしょう。

昨年の最高入札数は87本で、それは西武池袋線桜台駅徒歩1分のワンルームマンションでした。最低売却価額378万円のところを落札価格は850万円。その価格では年利回りは実質8%未満の水準にまできています。競売収益物件は人気です。

競売物件は首都圏一都三県や福岡札幌では減少傾向ですが、仙台大阪では増加傾向です。

地価下落率の大きい地域では競売不動産が依然高水準です。逆に地価が安定化している地域では、競売申立てそのものが減少し、申立てされても取り下げ任意売却と進むケースも多くなっています。

また借地権付建物の競争率が上昇しています。かつての借地権は競売では売れにくい物件の筆頭格でしたが様変わりです。所有権物件の競争激化で借地権物件に目が向いたことと、収益物件として見れば借地権物件の利回りが高いことが理由のようです。

(月刊不動産流通2005.4月号 山田純男氏)

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