2001年9月12日(水)
大東建託さんの経営計画書
週刊ダイヤモンド2001.9.8号に大東建託さんについての「解約5割増しを招いた大東建託の社内体質」という記事があります。大東建託さんは「マンションやアパートなどの賃貸住宅建設(完工高)で積水ハウスに次ぎ第二位、管理戸数では25万5000戸と業界のトップをひた走」っています。
そんな大東建託さんが毎年全社員に配付する「2001年度版経営計画書」を同誌は引用しています。「社外公表ベースの契約高において積水ハウスを約185億円上回り、契約面においては賃貸住宅業界ナンバーワンの地位を奪取できた。しかし、第27期(2000年度)中盤より、大量の保留契約や着工未定物件の発生が表面化し、表面的契約高の増加とは裏腹に第28期への大きな課題・問題を残す結果となった。」とあるようで、同誌では、着工前での解約予備軍が「大量」に生まれたことへの危機感を露にしたものだ、と分析しています。
また「経営計画書」には「営業部門を主体とした、営業の基本行動徹底のための強制や恫喝・威嚇というあってはならない行き過ぎた言動が社内で顕著に横行し、社内を一家にたとえるなら、家庭内暴力のような状況で危機を覚える。わが社の抜本的教育体制の見直しや社員育成の再構築が必要」という文章や、「今月一筆(件)挙がらなかったら辞表を持って来いとか、長期無実績者は(実績を出すか辞表を出すか)結論を出せ、とか言う課長・支店長の担当者に対する結果責任追及が、何度いっても直らない」との文章もあるそうです。社内事情を自らこのように文章にするとは、確かにオープンな経営なのでしょうが、現場は実際こういう状況なのでしょうか。
ちなみに営業マンから取材した内容についてもっと凄い言葉が同誌記事には並んでいます。


